紫外線は、シミやそばかすはもちろん、肌のたるみにも影響を与えています。目の下のたるみも、紫外線によって引き起こされていることが少なくありません。ここでは、なぜ紫外線が目の下のたるみの原因になるのか、紫外線の種類や肌に与える影響、紫外線の特徴やたるみとの関係について解説していきます。
紫外線は、さまざまな肌トラブルの原因となります。紫外線によるトラブルというと、シミやそばかすが思い浮かぶ人が多いかもしれませんが、目の下のたるみも、紫外線が原因で起こる場合があります。紫外線が目の下のたるみの原因になる理由について解説していきます。
太陽の光は波長によって、赤外線、可視光線、紫外線の3つに分けられます。紫外線はこのなかでもっとも波長が短く、もっともエネルギーが高い光線です。さらに紫外線は波長によって、波長の長い順にUV-A、UV-B、UV-Cに分けられます。
波長が長いUV-Aは、ガラスやカーテンも透過。肌の奥深くまで達し、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生み出す線維芽細胞にダメージを与えていきます。線維芽細胞がダメージを受けると正常に働くなり、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が正しく生産されなくなってしまいます。これらの成分は肌にハリや弾力をもたらすために必要ですから、正常に作られなくなってしまうと、皮膚のたるみにつながってしまうのです。
波長の短いUV-Bは、皮膚の表面に対し影響を与えます。肌の表面には、外部刺激から肌を守るため、汗と皮脂でできた皮脂膜と、角質層の細胞間にある天然保湿因子によってつくられたバリア機能がありますが、UV-Bはこのバリア機能を破壊し、表皮の水分を奪ってしまいます。水分がなくなると肌が乾燥しやすくなり、ハリがなくなって小ジワやたるみができてしまうのです。
よくいわれていることですが、紫外線によって受けたダメージは蓄積します。そのため、若い頃から紫外線を浴びる機会の多かった人は、加齢とともに紫外線によるダメージがあらわれやすくなります。紫外線対策として、日焼け止めを使っている人は多いと思いますが、目の下というのは意外と塗り忘れが多いもの。
塗っていても、汗などで落ちてしまい、塗り直しをせずにいると、紫外線を浴びてしまいます。こうした紫外線対策をしていなかった期間が長ければ長いほど、目の下がたるみやすくなってしまうのです。
目の下のたるみの原因には「皮膚のたるみ」「筋肉のたるみ」「脂肪のたるみ」「むくみ」の4つの要素が関係しています。紫外線によるダメージだと、代表的なのは「皮膚のたるみ」。
目の下にクマができたりするのは別の原因かもしれません。
自己判断で間違ったセルフケアをしてしまうと、逆にたるみを悪化させてしまう可能性も。目の下のたるみを改善するには、たるみの種類をしっかりと見極め、症状に合った最適な治療を行うことが重要です。
紫外線によってダメージを受けてたるんだ肌を改善するには、クリニックでの治療がおすすめです。
クリニックでは、レーザーや赤外線、光治療などで、コラーゲンの生成を促したり、ヒアルロン酸を注入して肌にハリを与えたり…という治療が行われます。セルフケアで改善を図るよりも、より早く、確実に治すことができますが、ここで大切なのがクリニック選びです。クリニックの技術力によって仕上がりに差が出てくるので、信頼できるクリニックを選ばなくてはなりません。
クリニック選びの基準としては、カウンセリングをしっかりしていること、一人ひとりの症状に合わせた治療を行っていること、目の周りの施術が得意なドクターがいることなどをチェックしてみましょう。
サイト監修
セオリークリニック院長
筒井 裕介先生
「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」
美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。
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