目の下のたるみのもっとも大きな原因は、皮膚のハリ不足。主に加齢によって起こる現象です。ここでは、皮膚のハリが不足する原因について詳しく解説しています。
皮膚は、外側から表皮、真皮、皮下組織にわかれています。表皮は肌の内部から水分が蒸発するのを防ぐバリア機能をもち、真皮は表皮の下で弾力を維持し、皮下組織は、断熱、保温、エネルギーの蓄積という働きをしています。真皮層には、線維芽細胞によって作られるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分があります。
コラーゲンはロープのような形状をして、真皮層内に網目状に張り巡らされています。そのコラーゲンを結びつける役割を果たしているのがエラスチン。ヒアルロン酸は、この隙間を埋めるように存在しています。
これらは、肌のハリや弾力を保つために欠かせない成分です。しかし、加齢によって減少したり、変性したりしていきます。すると、これらを生み出す線維芽細胞の機能も低下。すると肌にハリや弾力がなくなっていき、皮膚そのものがたるんでしまうのです。
乾燥は、さまざまな肌トラブルを引き起こします。肌が乾燥すると、当然のことながら、肌表面の潤いが不足します。また、皮膚内部の水分不足(インナードライ)も起こりコラーゲンやエラスチンが減少。このように肌の潤いがなくなっていき、ハリを失ってたるみが生じます。
年齢を重ねると、肌の水分量や油分は減っていくので、肌は乾燥しやすくなります。そのため、保湿をしっかりしていないと、目の下がたるみやすくなってしまうのです。
慢性的に目が疲れている人は、目の周りがたるみやすくなるといわれています。疲労が血流悪化を招いたり、活性酸素を産生して脂肪を酸化させたりすることでたるみが生じます。また、疲れ目は、目の下のたるみだけでなく、目尻の小じわ、目の周りのくぼみなども引き起こすので、パソコンやスマートフォンを使用する機会の多い人は要注意。
こまめに休憩をして、遠くを見たり、目の周りを温めるなどして、目の疲れを癒してあげましょう。
目の下のたるみの原因には「皮膚のたるみ」「筋肉のたるみ」「脂肪のたるみ」「むくみ」の4つの要素が関係しています。 人によって体型や体質が違うように、目の下のたるみの原因も人それぞれ違います。
そんな中、自己判断で間違ったセルフケアをしてしまうと、逆にたるみを悪化させてしまうかもしれません。目の下のたるみを改善するには、たるみの種類をしっかりと見極め、症状に合った最適な治療を行うことが必要不可欠なのです。
こうした目の下のたるみには、美容クリニックでの治療がおすすめ。美容クリニックでは、レーザーや赤外線、光治療などで、コラーゲンの生成を促したり、ヒアルロン酸を注入して肌にハリを与えたり…といった治療が行われます。セルフケアで改善を図るよりも、より早く、確実に治すことができますが、ここで大事なのがクリニックの選び方。
クリニックの技術力によって仕上がりに差が出てくるので、信頼できるクリニックを選ばなくてはなりません。自分のたるみの症状に合った治療を受けるためには、カウンセリングを丁寧にしてくれるクリニックを選ぶと良いでしょう。また、目の下のたるみが気になる方は、目の下のたるみ治療を得意としている医師がいるクリニックもおすすめです。
サイト監修
セオリークリニック院長
筒井 裕介先生
「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」
美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。
よく読まれている記事
Report