目の下のたるみを改善するためにエクササイズは有効な方法です。自宅で簡単に、空いている時間にできるので、忙しい人にもおすすめ。鏡を見ながら行うと、どの筋肉を動かしているのかを把握できます。
目の下のたるみを予防・改善するには、目の下の筋肉を鍛えるのも有効。目の下のたるみは、目の周りの眼輪筋をはじめとする表情筋が衰えてくることによって生じます。また、眼球を支える筋肉が弱ることで眼球が下垂し、それによって目の下にある眼窩脂肪が押し出されることで、目の下のたるみとなってあらわれてくる場合もあります。そこで、自宅でできる、眼輪筋などの表情筋を鍛えるエクササイズを紹介します。
その1
その2
おでこを鍛えれば、エクササイズの即効性が高まります。目の下のたるみを改善するためには、眼輪筋だけでなく、「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」や「小頬骨筋(しょうきょうこつきん)」という頬の筋肉を鍛えるのも有効です。
目の周りのエクササイズをするときは、頬の力は使わずに、できるだけ目元の筋肉を意識しながら行うようにしましょう。エクササイズをするときは、鏡を見ながら行うと、筋肉の動きを意識することができます。筋肉の動きを知るためには、トレーニングしている部分の筋肉を指先で軽く押さえるとよくわかります。
ただし、強く押しすぎてしまうと逆にしわやたるみの原因になってしまうのでご注意を。表情筋も筋肉なので、使いすぎると筋肉痛になることがあります。無理をせず、痛みや違和感がある場合にはマッサージやエクササイズを中止してください。翌日になっても痛みが残っている場合は、念のため眼科などの病院で先生に診てもらうようにしましょう。
目の周りにはさまざまなツボがあり、これらを刺激することもたるみ改善に有効です。ツボ押しは血行が促進されるため、スキンケアのときに行えば美容成分がより肌へ浸透しやすくなりおすすめです。また、お風呂の中で行えばリラックス効果を高めることもできます。
ただ、目の周りは顔の皮膚のなかでもいちばん薄く、強い刺激を与えることによりかえってたるんでしまう可能性があります。肌を強くこすり上げないように、指の腹を使ってやさしく刺激を与えるようにしましょう。
目の下のたるみに効果があるといわれているツボを紹介します。ツボを刺激するときは、痛くなりすぎないよう、気持ちがいいと感じる程度の力加減で行いましょう。とくに目の際などはデリケートなので、小指など、力の入りにくい指を使うのがおすすめです。
目尻の斜め下にある骨のくぼみ部分で、目安としては目尻から骨1本分程度下がった位置にあるツボです。爪を立てないように指の腹をツボに当てて、目尻の方向に軽く押します。
瞳の中央からまっすぐ下のあたり、ちょうど骨とぶつかる位置にあります。クマ対策や目のたるみ対策で紹介されることの多いツボです。血流が改善されることによりむくみにも効きますが、疲れ目にも効果があります。胃腸のコンディションを整える効果もあるとされ、“若返りのツボ”などと紹介されることも。力を入れすぎないよう、小指の腹で5秒ほど押さえて離すのを3回くらい繰り返します。
こめかみのやや目尻寄りにあるくぼみ部分にあるツボです。このツボを刺激すると頭痛が治まる、眼の疲れがとれるなど、即効性があることで知られています。中指の腹で5秒ほど押したり、やさしくもみほぐしたりして刺激を与えます。ただし強く推しすぎることがないように気をつけましょう。
目の真下にある骨の淵から指1~2本下にあるくぼみ部分で、承泣の真下に位置するツボです。人差し指の腹を使って5秒ほど押し、指を離します。これを数回繰り返します。女性の場合は爪が長い場合がありますので、人差し指の第一関節などで押しても良いでしょう。
目の下のたるみの原因には「皮膚のたるみ」「筋肉のたるみ」「脂肪のたるみ」「むくみ」の4つの要素が関係しています。人によって体型や体質が違うように、目の下のたるみの原因も人それぞれ違います。そんな中で、自己判断で間違ったセルフケアをしてしまうと、逆にたるみを悪化させてしまうかもしれません。原因をはっきりさせるためにも専門のクリニックで一度診察を受けることをおすすめします。
若返りであれば美容皮膚科や美容クリニックを選択することになりますが、クリニック選びのポイントとしては、一人ひとりに合わせた治療を行っていること、目の周りの施術が得意で、治療がていねいであること、幅広い治療に対応していることなどが挙げられます。安心して治療をお任せできるクリニックを見つけて、専門家にしっかりお任せしましょう。
サイト監修
セオリークリニック院長
筒井 裕介先生
「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」
美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。
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