切らない目の下のたるみ改善法「脂肪注入」とは?

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脂肪注入

ふっくらとハリのある目元に導く治療法

切らない目の下のたるみ改善方法には、脂肪注入があります。脂肪注入は、目の下がくぼんでたるみが起こった場合に行われる治療法です。注入する脂肪は眼窩脂肪のほか、大腿や腹部から採取されます。脂肪注入だけを行うと、脂肪が残ってしまうということがあります。

そのリスクを避けるため、脱脂術で眼窩脂肪を取り除いてから、脂肪注入を行います。ここでは、脂肪注入の概要やメリット・デメリット、ダウンタイムについてまとめています。

筒井先生

監修医師:セオリークリニック院長 筒井裕介先生

カウンセリングから施術、アフターケアまでをトータルで担当する、セオリークリニックの院長。
綿密なカウンセリングを通して、一人ひとりの悩みに合ったオーダーメイドの治療を叶える、目の下のたるみ治療の専門医です。

目の下のたるみの治療法「脂肪注入」とは

目の下の不要な脂肪を脱脂術で
除去し、状態を見ながら注入

目の下がくぼんでできるたるみの場合、黒クマやしわができることがあります。そのようなときに行われるのが脂肪注入です。脂肪は、眼窩脂肪、大腿、腹部から採取されて、目の下のくぼみに注入し、目の下にふくらみを出していきます。単に脂肪を注入するだけではなく、目の下の不要な脂肪を脱脂術で除去した後、状態を見ながら注入していきます。

自分の体から採取した脂肪を使うので、異物反応が少なく、炎症も起こしにくいといわれています。脂肪注入は、脱脂術、ヒアルロン酸注入、レーザーなどの治療と組み合わせて行うことができます。目の下をボリュームアップさせたり、黒クマを改善する効果が期待できます。

メリット・デメリット

メリット

自分の体から採取した脂肪を注入するため、生着率が高く、異物反応や炎症を起こしにくいといわれています。ヒアルロン酸よりも効果の持続期間が長め(ヒアルロン酸は通常、数カ月~1年ほど)。針で注入するため傷跡が目立ちにくくなります。

デメリット

注入した脂肪がすべて生着することはなく、追加で注入する必要が出てくる場合があります。また、注入した脂肪の一部が固くなってしまうことも。大腿や腹部など、脂肪を採集する場所に、針跡ができてしまったり、内出血を起こす場合があります。

筒井先生

筒井先生からアドバイス

目の下のたるみを美しく改善するなら、
「オーダーメイド治療」がおすすめです

今では、「これをやれば悩みが解決できる」という治療方法は世の中に多数あります。しかし、目の下のたるみにおいては「その人に合った最適な治療」を受けることが必要不可欠です。
たるみには種類があり、それぞれ原因も異なれば、適した治療方法も変わってきます。また、タイプが1つずつ存在するわけではなく、「筋肉のたるみ+脂肪のたるみ」というように、複合的なものが多いのです。頬の骨の形などでもタイプは変わるため、原因を明確に判別するのはとても難しいもの。
そんな中、間違った判断をしてしまうと、逆にたるみを悪化させてしまうかもしれません。まずは自分のたるみのタイプを理解し、症状に合ったオーダーメイドの治療を行うことが大切です。

向いている人

  • 目の下がくぼんで老けて見えるので、目元に若さを取り戻したい人
  • 何度も治療を受けるのが難しいので、一度の施術で効果を得たい人
  • 傷が残らず、安全性の高い施術をしたい人

傷や腫れ、
痛みの有無

脂肪注入の治療後は、軽い痛みが2~3日ほど出ることがあります。人によっては、3~5日ほど違和感があることも。脂肪を採取した部位に、1週間ほど痛みが出ることがあります(クリニックで痛み止めを処方してもらうことが可能)。

2~3日ほど、軽度の腫れが出ることがあります。個人差がありますが、まれに注入部位に内出血が出ることもあるようです。

その場合は、メイクでのカバーが可能。脂肪を採取した部位は、1週間ほど内出血が出ることがあります。

ダウンタイム

脂肪注入のダウンタイムは1週間ほど。治療後、2~3日は痛みや腫れを伴います。痛みは軽度のことが多いですが、脂肪を採取した部位の痛みが強いという人もいて、クリニックによっては痛み止めを処方するところもあるようです。

まれに内出血が起こることがあり、その場合は1~2週間ほど続くこともありますが、メイクでカバーすることができます。洗顔とシャワーは当日から、メイクと入浴は翌日から可能です。

セオリークリニックで受けられる
脂肪注入とは?

セオリークリニックでは、脂肪注入を行う際、まずは脱脂術で脂肪を取り除くことからはじめます。いきなり脂肪注入をしてしまうと、脂肪が残ってしまうことがあるからです。基本的には、負担の少ない眼窩脂肪を抽出して脂肪注入を行いますが、眼窩脂肪だけでは足りない場合に限り、大腿や腹部の脂肪を抽出して注入します。セオリークリニックで行っている脂肪注入治療には、脱脂術+リポトランスファー、脱脂術+リポトランスファー+脂肪注入、脱脂術+ピュアグラフティングがあります。

1.脱脂術+リポトランスファー

若々しい目の下や、頬のカーブを
作りだす組み合わせ

まず、脱脂術で脂肪を取り除きます。その後、脂肪が生着しやすいように処理を施し、特殊なカニューレで、頬から目の下に注入することによって、目の下のくぼみを改善します。脱脂術では高周波レーザーメスを用いるため、出血が少なく、表面に施術跡も残りません。脱脂術とリポトランスファーを組み合わせることで、若々しい目の下や頬のカーブを作りだすことができます。
脂肪を注入するだけでは、脂肪が残ってしまうことがあるため、はじめに脱脂術で眼窩脂肪を減らしてから行われます。

2. 脱脂術+リポトランスファー
+脂肪注入

症状に合わせた
「美しく自然なライン」をつくる

脱脂術で目の下の眼窩脂肪を取り除き、リポトランスファーで脂肪を注入したにもかかわらず脂肪が足りない場合には、さらに脂肪注入を行います。注入する脂肪は、大腿や腹部から採取。大腿や腹部に負担をかけないほどの少量を採取して、目の下と頬の境目の溝を埋めていきます。頬の上の脂肪をふくらませるように注入していくのがポイントです。足りない部分に少しずつ注入し、症状に合わせてラインをつくっていきます。

3.脱脂術+ピュアグラフティング

炎症や異常反応を起こしにくく、
腫れや内出血も少ない施術

特殊な2層のフィルターを使って脂肪から不純物を20%以下にまで取り除き、純度が高く、濃縮されたピュアな脂肪にしてから脂肪注入を行う治療法です。幹細胞を残しつつ、不要な組織や水分を取り除き、純度や質を高めているので、脂肪の生着率は80%と高め。
さらに、長期間にわたって効果も持続します。脂肪の質や活性度が高いので、異物反応や炎症を起こしにくく、腫れや内出血も少ないというメリットがあります。

サイト監修

筒井先生

セオリークリニック院長

筒井 裕介先生

「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」

美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。

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