食事をしているときに、何となく噛み合わせが悪いと感じることはありませんか。せっかくの食事も噛み合わせが悪いと、食べにくくて不快な思いをしてしまいますよね。それ以外にも噛み合わせは重要なものなのです。しっかりと改善できるようにしましょう。
原因1
歯が抜けた状態なのを放置してしまっていたり、虫歯などで治療し歯並びに動きなどがあったりすると、少しのことでも噛み合わせが悪くなってしまうことがあります。治療をしっかりしているからといって絶対に安心とは言い切れません。噛み合わせをチェックしてもらえているか注意しておきましょう。
原因2
無意識に歯ぎしりをしてしまうと、歯のどこかに異常に力がかかり、歯や口の周りの筋肉に問題が起きてしまう可能性があります。歯ぎしりは寝ている間や、自分では気づかないうちに行っていることもあり、何度もこれが続くと良くありません。歯を食いしばっているかどうか、自分では気づきにくいかもしれませんが、意識して考えてみましょう。
原因3
歯並びがもともと悪かったり、顎がぴったりと合っていなかったりすると、バランスを上手くとることができず、噛み合わせが悪くなります。これらは遺伝による可能性もありますし、虫歯などで歯を治療していった過程で噛み合わせが悪くなってしまうということもあります。また、年を重ねることによって歯に隙間ができてきてしまうことも原因になります。
噛み合わせが悪いということは、食事に関することだけでなく、様々なことに悪影響を及ぼす可能性があります。口腔のことであれば歯ぎしりが更にひどくなったり、歯を食いしばってしまう癖がでたり、そこから歯同士がこすれて欠ける可能性もでてきてしまいます。また、顎に問題が起きることや、それだけでなく、肩こりや姿勢の悪さなど全身にも関係してくるのです。
ですから、まずは自分で歯ぎしりをしていないか意識してチェックしてみましょう。ストレスが原因で歯ぎしりをしてしまうという方もいるようです。睡眠中に歯ぎしりをしてしまったりする場合は歯にマウスピースを装着して寝るという方法もあるようです。噛み合わせが悪いことで歯ぎしりを行い、さらに噛み合わせが悪くなる、というような悪循環を止めることが大切です。
噛み合わせの異常はなかなか自分で治すというのは難しいものです。実際に自分が正しい噛み合わせができているのかどうかは、専門的な医師に診てもらうのが一番良いでしょう。ちょっとしたこと、と思って放っておくと全身に影響があるので、注意した方がいいでしょう。
歯の治療後なども、食事がしにくくなったり、口を動かしにくくなったりなど、今までとは何か変化はないか、噛み合わせに違和感があれば、すぐに歯医者さんなどのクリニックへ行くようにしましょう。
噛み合わせに関することで、自分でできるようなことはあまりありませんが、普段のブラッシングをしっかり行い、健康的な歯を保つようにすると良いかもしれませんね。
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