加齢によって中高年になると腰痛が起こりやすくなってしまいます。気づいていないうちに痛みが蓄積され、ある日突然腰痛がひどくなるということもあるので注意しましょう。ここでは、予防や改善方法を解説していきます。
原因1
ある日突然腰痛が起こるのではなく、これまでの蓄積が突然限界値を突破して現れると言うこともあります。例えば、運動などで繰り返しながら蓄積された疲労などがある日突然、中年期に腰痛となって起こる腰椎分離などがあります。腰だけではなく、太ももなどが痛むこともあります。放置しておくと腰椎という部分にズレが生じ悪化する可能性もあります。
原因2
腰痛やしびれ等が起こる椎間板ヘルニアは年齢関係なく起こりますが、歳を重ねることでも椎間板に負担がかかり、なりやすくなります。姿勢の悪さや同じ姿勢が長く続くことでも良くないと言われています。また、煙草なども影響すると言われています。神経に関係してくるので、痛みが強いと動けなくなる場合もあります。
原因3
気づかないうちになっていることが多いのが骨粗鬆症です。骨がもろくなり、骨折などが起こりやすくなってしまいます。痛みは初めありませんが、年齢を重ねると骨がもろくなることや、転びやすくなるので要注意です。特に閉経した女性に多いと考えられています。ちょっとしたことで、骨折してしまう可能性があります。
腰痛の原因である椎間板ヘルニアも、その原因は老いや、日常生活の中で腰に負担がかかる、遺伝によるもの、姿勢の悪さなど様々なものが挙げられています。ただの腰痛と言うだけでなく、このような病気であることが考えられるので、もしも腰痛が気になったときは早めに病院などで検査をしてもらいましょう。
普段のケアとしてできることは、腰を冷やさないようにして血行をよくすることや、無理な姿勢をしないこと、長い間同じ姿勢をして、腰に負担をかけないと言うことも大切です。あまりにも重いものを無理して持ったり、前屈みの体勢で長くいたりすることも腰に負担がかかってしまい、腰痛の原因となります。これらのことに気をつけて生活をするようにしましょう。
もしも腰痛がひどい場合は早めに病院へ行って治療を行うようにしましょう。薬物で治す方法や、ストレッチ、注射で痛みを和らげるなどの方法があります。ちょっと時間が経てば治る、と思って放置しておくと大変なことになる可能性もあります。
コルセットやマッサージをするのも効果的かもしれませんが、一時的なものである可能性もありますし、病気の時は安静にしておく必要があるため、自己判断は避けましょう。
病院へ行けば、検査をしてもらうこともできますし、症状によっては手術で治すこともできます。専門的な知識を持っている医師に任せるのが最適な治療法となるでしょう。
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