口臭は対人関係にも問題となる可能性がありますし、不衛生な印象、不潔なイメージを抱かせてしまいます。なかなか自分では気づきにくいものですが、悩んでいる方もたくさんいるようです。口臭の予防や改善をして、悩みを解決しましょう。
原因1
人はストレスを感じたり、緊張したりすると唾液の分泌が減ってしまいます。そうなると口臭がきつくなることがあります。また、起きたばかりの時や、おなかが空いている時等も唾液の分泌量が減るので口臭がきつくなることがあります。口の中の潤いが減ると現れることがありますが、臭う時と臭わない時があります。
原因2
口臭にも年齢によるものがあります。中でも加齢臭と呼ばれるものは、年齢を重ねると唾液の分泌量が減ってきてしまうことにあります。だいたい20代後半あたりが唾液の分泌のピークとなるので注意しましょう。加齢に伴って、唾液が減り、口臭が気になるようになる方も増えてきます。いわゆる加齢臭です。
原因3
病気といっても大きなものから小さなものまでありますが、口臭の原因になります。口の中のことなら、虫歯や歯周病も口臭の原因となります。歯垢など歯磨きで取り切れなかった汚れも口臭の原因となります。また、健康状態が良くなかったりすると、舌に舌苔と呼ばれる細菌が付着することがあり、これも臭いを感じることがあります。
誰もが気になる口臭。しっかりとしたケアを行っていれば、口臭を弱めることは可能です。
まずは基本的なことですが、しっかりとした歯磨きなどの口腔ケアを行うようにしましょう。特に朝起きた時は口の中に菌が増えやすいので、寝る前にもしっかりと歯磨きをするようにしましょう。ブラッシングだけではなく歯間ブラシや糸を使って歯ブラシでは届かないところもしっかりとケアするようにしましょう。歯の汚れが減ると口臭も減ります。
アルコールや珈琲も唾液の分泌量を減らしてしまうので、なるべく控えるようにして、緑茶を飲むことが口臭にはおすすめです。殺菌作用のあるカテキンが菌の増加を防いでくれます。
また、食事の際は食べ物をしっかり噛むようにしましょう。そうすることによって唾液が出るようになりますよ。
口臭が気になる場合、やはり口の中のケアは重要です。歯ブラシだけでは取り切れない汚れもたくさんあるのです。そして、口臭の原因としても言われる舌苔。歯を磨くことに専念しがちですが、舌ケアを意識することで口臭が減ったという方もいるようです。舌ケアグッズやマウスウォッシュなど、歯だけではなく口の中を見直すようにしてみましょう。
しかし、口臭の原因はこれだけではありません。あまりにきついものだったり、なかなか治らなかったりする場合は、なにか重大な病気が隠れている可能性もあるのです。そのような場合は、クリニックへ行って専門の医師に相談するのが一番良いでしょう。原因を突き止めれば、根本的な解決にも繋がります。口臭が気になるという方はクリニックへ行くことをおすすめします。
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