頬のたるみが進んでしまうと、やがて、ほうれい線やマリオネットライン、ゴルゴラインなどが生じます。さらに進めば、いわゆるブルドッグ顔にもなります。加齢の象徴とも言える頬のたるみ。なぜ頬はたるんでしまうのでしょう?頬のたるみの原因に迫ります。
監修医師:セオリークリニック院長 筒井裕介先生
カウンセリングから施術、アフターケアまですべてを担当する、セオリークリニックの院長。
綿密なカウンセリングを通して一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療を叶える、目の下のたるみ治療の専門医です。
皮膚が老化すると、頬がたるんできます。皮膚の老化とは、具体的に言えば、皮膚の内部にあるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの減少です。特にコラーゲンの減少は、頬のたるみの主要な原因として知られています。
これら皮膚の老化スピードには、生まれつきの個人差があるものの、後天的な要素が関係していることも指摘されています。その代表的な要素が紫外線。長期的・継続的に紫外線を浴びる生活をすることにより、皮膚内部のコラーゲンやヒアルロン酸が破壊されて減少。本来のスピード以上に皮膚の老化が進行していくと言われています。
顔の細やかな表情を作り上げているのが、顔に存在する表情筋。顔には、実に30種類以上もの表情筋が存在しているとされています。頬のたるみの主な原因の一つが、この表情筋の衰えです。
表情筋の中でも特に大事なものが、口角を横に動かす時に使う「頬筋」と、口を開閉する時に使う「口輪筋」。これら2種類の表情筋が衰えることにより、頬はたるみやすくなってしまいます。
加齢とともに全身の筋肉が衰えてくことと同様、表情筋も加齢によって衰えます。ただし筋肉の一種なので、たとえ年齢を重ねても鍛え直すことは可能。逆に、普段から表情筋をあまり使わない人は、たとえ若くても頬がたるんでくることがあるので注意が必要です。
生活習慣や無意識のクセなどが頬のたるみの原因となっていることもあります。その代表的な例が、猫背です。
猫背になると、顔やアゴは前に突き出たような形になります。この形によって、顔の皮膚が引っ張られたり、重力の影響を受けたりなどし、やがて頬のたるみへとつながっていきます。
猫背以外にも、立ちっぱなしが多く下半身がむくんでいる方や、横向き寝が習慣の方、頬杖をつくクセがある方などは、頬のたるみが生じやすいと割れています。
サイト監修
セオリークリニック院長
筒井 裕介先生
「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」
美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。
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