目の下のシミができる原因と、自分でできる予防法、ケア方法、治療法についてまとめています。目の下のシミをきちんと治すためには、シミの種類を見極め、適切な治療法を受ける必要があります。
原因1
ニキビなどができ、その症状が落ち着いた後、メラニン色素が残ってしまい、シミになることがあります。ニキビのほかにも、加齢、妊娠などのホルモンバランスの乱れ、紫外線、肌に合わない化粧品などによって色素沈着を起こすことも。目の下にできるクマのうち、茶クマと呼ばれるものは、色素沈着が原因で生じるともいわれています。
原因2
シミのほとんどは、紫外線が原因で起こります。とくに日本人の場合、頬骨の上、目の下は紫外線の影響を受けやすく、シミができやすいといわれています。紫外線を浴びると、皮膚の内部でメラニンを生産するメラノサイトが活性化。メラニンは、紫外線から細胞核を守るために生成されるのですが、ターンオーバーによって皮膚の表面に押し上げられて、やがて、古い細胞とともに剥がれ落ちます。しかし、過剰に作られてしまうと、そのまま皮膚に沈着し、シミになってしまうのです。
原因3
目の下にできるシミは、肝斑の場合も。肝斑は、頬骨のあたりに、左右対称にできる薄褐色のシミです。肝斑は30~40代の女性に多く発症し、高齢になると発症することは少なくなります。妊娠やピルの服用によって発症したり、悪化したりするケースが多いことから、肝斑は女性ホルモンが関係しているといわれています。
シミの一番の原因は紫外線です。目の下はとくに紫外線を浴びやすい部位なので、シミを防ぐためには、紫外線体対策をしっかりすること。日焼け止め、サングラス、帽子、日傘などを使って、紫外線を浴びないようにしましょう。肌への摩擦が大きくなると、色素沈着を起こしやすくなります。クレンジングの際は、十分な量のクレンジング剤を使って、肌をこすりすぎないようにしましょう。目の下のクマは、色素沈着によるシミであるケースもあります。仕事などでパソコンを使用する機会が多かったり、不規則な生活を送ることでできてしまうことも多いので、生活習慣を見直したり、適度に休憩をはさむようにしましょう。
目の下のシミを自分で改善する場合には、ターンオーバーを促したり、美白効果のある化粧品を使って、スキンケアをするといいでしょう。
シミのケアとしては、美白効果の高いスキンケア化粧品を使うほか、サプリメントで内側からアプローチする方法もあります。サプリメントは、シミのケアに効果があるとされている、ビタミンA・C・E、アスタキサンチン、オメガ3系の脂肪酸などが入ったものを選ぶといいでしょう。クリニックでは、レーザー治療や光治療、ピーリング、注射、点滴、内服液などの治療が用意されています。
たとえば、一般的な老人性色素斑の場合、レーザーによる治療が、肝斑にはトラネキサム酸やビタミンCの内服薬による治療が有効だとされています。
レーザーの機器にもいろいろな種類があるので、シミの種類や状態に最適な機器を使った治療を受けることができます。
サイト監修
セオリークリニック院長
筒井 裕介先生
「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」
美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。
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