目の下の黒いクマの原因と改善法

黒いクマを
治療する方法とは？

年齢に関係なく黒クマはほかのクマよりも治りにくい

黒いクマは茶色いクマや青いクマよりも自分で改善させるのが難しいと言われています。特に新陳代謝のサイクルが滞りがちな40代以降になると、スキンケアやマッサージだけで対応できる範囲は限られてしまいます。悩みが深刻である場合や若見えを目指したい場合は、美容クリニックで治療をしてもらうという選択肢もあります。

以下は数ある治療法の中から、サイトを監修している筒井先生が推奨する黒クマの治療法です。

• 脱脂術

　

眼窩脂肪を適量除去し、目の下にある余分なふくらみを取り除くという方法です。高周波レーザーメスを使用するため切開する必要がなく顔の表面に傷が付かないため、手術を受けた後の腫れが少ない施術です。ただし脂肪を取り除くだけではくぼみができてしまう可能性があるため、脱脂術単体では行なわず、リポトランスファーや脂肪注入の施術と組み合わせることが推奨されています。

• リポトランスファー

　

脱脂術で採取した脂肪を生着しやすいよう処理し、特殊なカニューレ（体内に挿入するパイプ状の医療器具）を使って目の下に注入するという方法です。この施術により脱脂術で脂肪を除去した後のくぼみ部分の改善効果も得られ、目の下から頬にかけて美しいカーブ（S字カーブ）をつくることができます。

また、高周波レーザーメスを用いるため出血がないほか、顔表面の傷跡も残らず、施術当日から洗顔、シャワーが可能です。

• 脂肪注入

　

太腿や腹部などから10㏄程度の脂肪を採取し、これを目の下に注入することで、目の下と頬の境目にある溝を改善します。頬上の脂肪が不足することでできてしまう段差があると、目の下の黒クマが余計に強調されてしまうので、脂肪注入で溝を埋めることでかなり改善が期待できます。

脱脂術とリポトランスファーの組み合わせは黒クマ治療に有効ですが、くぼみや溝が深い場合や顔の骨格によって、必要とするふくらみが十分に得られない場合に、さらに脂肪注入を行ないます。

下まぶたから頬にかけて自然なS字ラインを描いて自然な仕上がりになるよう、デザインにこだわりながら足りない部分に少しずつ脂肪を注入していきます。