目の下のたるみに有効なレーザー治療

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レーザー

人間の肌細胞がもつ「傷つくと
修正しようとする性質」を利用した治療

切らずに目の下のたるみを治療したいという場合には、レーザー治療がおすすめです。使用されるレーザー機器はさまざまな種類があり、クリニックによって異なります。レーザー治療の特徴やメリット・デメリット、ダウンタイムのほか、セオリークリニックで行われているレーザー治療についても紹介します。

筒井先生

監修医師:セオリークリニック院長 筒井裕介先生

カウンセリングから施術、アフターケアまでをトータルで担当する、セオリークリニックの院長。綿密なカウンセリングを通して、一人ひとりの悩みに合ったオーダーメイドの治療を叶える、目の下のたるみ治療の専門医です。

目の下のたるみの治療法
「レーザー」
とは

肌のターンオーバーを促進し、
たるみを改善に導く

人間の肌細胞がもつ、傷つくと修正しようとする性質を利用したのが、レーザーによるたるみ治療。たるみが気になる部分にレーザーを照射することで、肌の下の組織に働きかけて、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を活性化。肌のターンオーバーを促すことでたるみを改善する方法です。レーザー治療には、即時効果と遅延効果があります。即時効果は、施術直後、真皮組織のコラーゲンが熱反応を起こしてあらわれるリフトアップ効果で、3週間ほど続きます。

その後にあらわれてくるのが遅延効果。即時効果があらわれた後、1カ月~半年の間、徐々にコラーゲンの増生が行われます。コラーゲン増生効果は、1回の照射で3~6カ月効果が持続します。
コラーゲン増生効果の持続期間には個人差がありますが、効果を長持ちさせるのであれば、月に2~5回施術を受けるのがおすすめ。レーザー治療で使用される機器は、ウルトラリフト、サーマクール、タイタン、ポラリス、ジェネシス、レーザートーニング、フラクショナルレーザー、Qスイッチレーザーなど、クリニックによってさまざまです。

メリット・デメリット

メリット

メスによる切開がないので、ダウンタイムも短く、体への負担が軽くなります。さまざまな種類のレーザーがあるので、症状や肌質に合わせて機器を選ぶことができます。たるみの改善のほか、皮膚の再生を促す効果も。

デメリット

比較的、負担の少ないレーザー治療ですが、照射後に赤みや痛みが出ることがあります。かさぶたができたり、一時的にシミが濃くなることも。とくに目の下の皮膚は薄いので、ドクターの技術力によって効果や仕上がりに差が出ることがあります。レーザーの種類にもよりますが、効果を持続させるためには複数回の施術が必要で、費用も高額になりがちです。
筒井先生

筒井先生からアドバイス

目の下のたるみを綺麗に改善できるのが、
「オーダーメイド治療」です

医療の進歩は目覚ましく、今や「これをやれば悩みが解決できる」という治療方法は世の中にたくさんあります。しかし、目の下のたるみにおいては「その人に合った最適な治療」を受けることが重要です。
たるみには種類があり、それぞれ原因も異なれば、適した治療方法も変わってきます。また、タイプが1つずつ存在するわけではなく、「筋肉のたるみ+脂肪のたるみ」というように、複合的なものが多いのです。頬の骨の形などでもタイプは変わるため、原因を明確に判別するのはとても難しいもの。
そんな中、間違った判断をしてしまうと、逆にたるみを悪化させてしまうかもしれません。まずは自分のたるみのタイプを理解し、症状に合ったオーダーメイドの治療を行うことが大切です。

向いている人

  • 長い施術時間を確保するのが難しい人
  • 仕事などを休むことができないため、ダウンタイムの短い施術を望んでいる人
  • 肌に切開の傷や傷跡を残したくない人
  • すぐに効果を実感したい人

傷や腫れ、
痛みの有無

レーザーはリスクの少ない施術ですが、使用するレーザーによっては、照射時に痛みがあったり、赤みが出ることがあります。施術中の痛みが気になる場合は、麻酔を使用してもらうことも可能。

術後の赤みはほとんどの場合、2時間ほどで消え、その日のうちにはなくなります。ただし、場合によっては、時間が経っても痛みが治まらなかったり、赤みがひどくなることも。
その場合はすぐに医師に相談しましょう。照射後、かさぶたができることがありますが、新しい表皮をつくるために必要な過程なので、無理にはがしたりしないように。

もともとあったしみが濃くなることもあります。一時的なものですが、そのままの状態が続くようなら要注意です。

ダウンタイム

レーザー治療は、その種類にもよりますが、基本的に治療の際の痛みが少なく、肌を切開しないので、ダウンタイムもほとんどないのが特長です。施術時間は30~60分。治療直後、施術部位に赤みが出ることもありますが、すぐに治まり、施術直後からメイクをしたり、当日に洗顔やシャワーも可能です。

セオリークリニックで受けられる
レーザー

セオリークリニックでは、症状に合わせて、さまざまなレーザー機器を使い分けています。とくに、目の下のたるみに有効なのがタイタンXL。熱エネルギーが線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンを収縮することで即時的な引き締め効果が得られ、その後、コラーゲンやエラスチンの再生に伴って、4~6カ月にわたって遅延効果があらわれます。
このほか、他の機器よりも肌の深部に働きかけることができる「アルテミス・シェイプ」、サーマクールとテノールの良いところを併せ持った「マエストラRF」による施術も受けられます。

1.タイタンXL

コラーゲン増生期間が長いため、
引き締め効果が4~6カ月間持続

赤外線レーザーをフラッシュランプで照射。すると、真皮層内の水分に赤外光熱が加えられます。その熱エネルギーによって線維芽細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチンが収縮して、引き締め効果が得られます。それと同時にコラーゲンやエラスチンが再生を開始。再形成することで、肌深部からハリをつくり、その状態をキープしていきます。コラーゲン増生期間が長いので、4~6カ月にわたり、引き締め効果が持続します。熱が加えられることによって代謝も活発になり、治療後すぐから引き締め効果を実感できます。タイタンXLでは、たるみやフェイスラインの引き締めのほか、ほうれい線や首元の深いしわ、肌のハリ、つや、目尻にある細かいしわにも対応できます。

2.アルテミス・シェイプ

冷却装置が火傷や痛みのリスクを軽減し、肌にかかる負担を減らす

「皮膚のハリ不足」「脂肪線維の伸び」「脂肪ネットの老化」などのたるみの原因に有効な治療法です。ほうれい線の治療に用いられることが多いのですが、フェイスラインや首、目の下、あご、頬などのたるみにも有効。他の治療機器よりも肌の深部の層に、強力な熱エネルギーを大量に浸透させることができ、引き締め効果を発揮していきます。冷却装置がついているので、火傷や痛みのリスクを軽減し、施術前から施術後まで、肌にかかる負担を減らしてくれます。

3.マエストラRF

従来の高周波(RF)機器のデメリット
だった「痛み」を大幅に軽減

「むくみたるみ」「脂肪のたるみ」「皮膚のたるみ」のすべてに対応できる治療機で、とくにリフトアップと引き締めに効果を発揮します。サーマクールとテノールの良いところだけを併せ持った治療器で、皮膚表面を冷却し、熱を分散させて加熱するため、従来の高周波(RF)機器のデメリットだった痛みを大幅に軽減します。また、深部の脂肪層まで熱を伝えられるモノポーラ方式を採用しているので、肌の深部をしっかり加熱することができます。照射周波数をコントロールできるので、顔はもちろん、全身どこにでも使用することができます。

サイト監修

筒井先生

セオリークリニック院長

筒井 裕介先生

「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」

美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。

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