笑ったり、怒ったり、表情に合わせてできる目尻のしわ。自然な現象ではありますが、やはり気になってしまうものです。目尻にしわができる原因と、しわの予防法、改善法、治療法について紹介しています。
原因1
目の周りは、顔の中でもとくに皮膚が薄い場所です。その薄さは、卵の薄皮からティッシュペーパーほどだといわれています。皮脂腺と汗腺も少ないので、とても乾燥しやすく、皮膚が乾燥すると肌のバリア機能が低下し、しわができやすくなります。とくに目元にできるちりめんじわは、乾燥がおもな原因です。目元は顔の中でもとくに乾燥対策が必要な場所なのです。
原因2
笑ったり、怒ったり、泣いたり、目尻はさまざまな表情に合わせてたくさん動きます。このように表情筋が繰り返し動くことによって、しわが形成されていきます。まばたきの数が多いことも、目尻のしわの原因に。人間は1日15,000~20,000回、まばたきをしているといわれ、それだけ目元の筋肉を使っていることになります。目の周りの皮膚は薄いので、まばたきによって負担がかかり、しわができやすくなってしまうのです。
原因3
パソコンやスマートフォンを長時間使い続けることによって起こる眼精疲労は、目尻のしわの原因にもなります。眼精疲労は目を疲れさせるだけでなく、目の周りの血流も悪化させます。血行が悪くなると肌に栄養が行きわたりにくくなり、乾燥やくすみを引き起こし、やがてはしわへとつながっていくのです。
まずは乾燥を防ぐため、しっかりと保湿をしましょう。目元用のクリームなどを使ってもいいですし、化粧水を重ねづけする方法もおすすめです。はじめに化粧水をつけて1~2分時間を置いてから、また化粧水をつけます。このとき、こすらずに、押し込むようにしてつけるのがポイントです。こすりすぎはしわの原因になってしまうので、やたらと目尻を触るようなことは避けましょう。目がかゆい時やゴミが入った時も、こすらず、水や目薬を使うなどして対処します。
クレンジングの際は、できるだけ短時間ですませ、こすりすぎないように注意しましょう。
外出時には紫外線対策を忘れずに。ストレスや睡眠不足もしわに影響を与えるので、適度にストレスを解消し、質の良い睡眠をとるようにしましょう。
目のまわりの血行を良くするために、マッサージをするのも有効です。まずは目の周りにクリームなどを塗り、目頭と鼻の間を親指で軽く押さえます。その後、眉毛の下の骨に沿って、何カ所かを指で押さえていき、目尻のあたりを押さえます。
目の下の骨に沿って何カ所かを指で押さえていき、目の周りを1周します。このとき、必要以上に力を入れたり、こすったりしないように注意してください。
肌に必要な栄養素をしっかり摂ることも、しわ対策になります。とくに、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、ミネラル、タンパク質などを意識して摂りましょう。ビタミンやミネラルは、サプリメントから摂取しても◎。
クリニックで受けられる治療には、レーザー治療や光治療、赤外線、ボトックス注射やヒアルロン酸注入などがあり、症状に合わせて選ぶことができます。
サイト監修
セオリークリニック院長
筒井 裕介先生
「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」
美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。
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