頬のたるみの代表的な原因の一つが表情筋の衰え。日頃から表情筋を意識して鍛えることで、頬のたるみを少しでも抑えたいものです。ここでは、表情筋の衰えが頬のたるみを招くメカニズム等について解説しています。
頬のたるみの原因の一つが、表情筋の衰えです。加齢を原因として表情筋が衰えてくることもあれば、普段から表情筋を使わないことで衰えてくることもあります。
表情筋とは、顔に存在している各種の筋肉の総称。笑ったり怒ったり、または悲しんだりするとき、私たちの顔の表情は変わります。これら表情を変えている組織が、表情筋と呼ばれる筋肉組織です。
なお、私たち人間の顔には、実に30種類以上もの表情筋が存在していると言われています。
表情筋が衰えると頬がたるむ、という現象を理解するには、体の他の部位における筋肉の衰えをイメージしてみると良いでしょう。
たとえば二の腕。アスリートのように、普段から二の腕の筋肉を鍛えている人は、そうではない人に比べて、二の腕のたるみが少なめです。ほかにも、お尻、お腹、背中などをイメージしてみれば、筋肉の衰えが皮膚のたるみを招くことを理解できるでしょう。
30種類以上もある表情筋のうち、特にたるみに関係しているのは3種類。以下、それぞれを具体的に見てみましょう。
口角を横に動かすときに使う筋肉です。表情筋の中でも、特に頬のたるみに関与している要注意の筋肉と言って良いでしょう。
頬筋が衰えてくると、ブルドックのような頬になったり、ほうれい線、マリオネットライン、ゴルゴラインが目立つようになったりします。随意筋なので、日ごろから意識的に鍛えるようにしたいもの。
口の開閉に関与している筋肉です。口の周りを囲むようにして存在しています。
口輪筋が衰えてくると、ほうれい線やマリオネットライン、口角の下がりなど、頬のたるみに関連した症状が見られます。口を大きく開けたりするなどし、普段から鍛えるようにしてください。
目の開閉のときに使う筋肉です。頬のたるみには関連がありませんが、目の下のたるみや、目の周りのたるみ、目尻のシワなどに関与している筋肉なので、頬筋と併せて鍛えていきたいものです。
サイト監修
セオリークリニック院長
筒井 裕介先生
「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」
美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。
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