鼻にできるシミの種類とその原因とは?

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鼻にシミが増えてきた

紫外線に当たりやすく、皮脂の分泌が活発な鼻は、シミができやすい場所でもあります。ここでは鼻にシミができる原因と、セルフケアの方法、予防・改善方法、治療法についてわかりやすく解説しています。

Cause

鼻のシミの原因とは?

  • 原因1

    紫外線の影響

    他のシミ同様、鼻にできるシミのおもな原因も紫外線です。紫外線を浴びると、肌を守るためにメラニン色素が作られます。このメラニン色素は通常、肌のターンオーバーによって排出されるのですが、メラニン色素が過剰に作られたり、肌のターンオーバーが乱れると肌に残り、シミになってしまいます。鼻は、顔の中でも高い位置にあるため、紫外線を浴びやすい部位でもあるのです。

  • 原因2

    皮脂量が多い

    鼻は皮脂量が多いため、メイクや日焼け止めも落ちやすく、紫外線を浴びやすいと考えられます。また、皮脂が肌の常在菌と混ざって酸化すると臭いを発したり、毛穴に黒いブツブツができます。酸化をそのまま放置しておくと活性酸素を発生させたり、毛穴を詰まらせたり、メラニン色素が過剰に生成されたりすることもあるので注意しましょう。

  • 原因3

    ソバカス

    ソバカスは鼻の周りにできやすいシミのひとつです。色白の人や白人に多いことから、遺伝的な要因が大きいと言われています。幼少期から発生して、思春期に目立つようになると言われています。子どもの頃のソバカスは、成長に伴い、目立たなくなっていくことがほとんどですが、紫外線を浴びたり、不適切なスキンケアによって、濃くなることもあります。

Prevention

鼻のシミ
予防・改善する方法とは?

紫外線対策と皮脂コントロール

鼻のシミを予防するために、まずは紫外線対策を。晴れた日や夏だけでなく、曇りや雨、冬でも紫外線は降り注ぎます。外出時には日焼け止めやUV効果のあるファンデーションなどでしっかりカバーしましょう。皮脂の分泌が盛んなことから、皮脂をコントロールすることも必要です。朝は肌に負担をかける洗浄力の強い洗顔料は使わず、皮脂汚れだけを落とせるマイルドな洗浄力の洗顔料で、ぬるま湯で顔を洗い、保湿ケアを十分に行いましょう。
余分な皮脂やメイク汚れが毛穴に残っていると、肌トラブルの原因になります。クレンジングでしっかりメイクを落としましょう。
時折、毛穴や肌を引き締めたり、皮脂を抑える効果のある収れん化粧水などを使って、毛穴のケアをするのもおすすめ。ただし、乾燥しやすくなるので、混合肌や乾燥肌の人は、皮脂が気になる部分だけに使用するのがいいでしょう。皮脂の分泌が気になるからといって、乳液やクリームを控えると、肌は乾燥を防ごうと、余計に皮脂を分泌するようになるので、保湿はしっかりしましょう。

Treatment

鼻のシミ
治療する方法とは?

専門的な知識の
ある医師に相談を

自分でできるスキンケアとしては、メラニンの生成を抑えるアルブチン、ルシノール、リノ―ル酸などの成分が配合された基礎化粧品を使うという方法があります。ニキビの痕がシミになってしまう場合もあるので、ニキビをつぶしたり、やたらと手で触ったりすることはやめましょう。ニキビそのものができないように、スキンケアや食生活にも気を配ることも必要です。

ソバカスの場合、セルフケアでは改善しないことがほとんどなので、クリニックでの治療をおすすめします。クリニックでできるシミ治療には、光治療、レーザー治療、美白有効成分の点滴や注射、内服薬があります。

そのほか、過剰な皮脂をコントロールするためのケミカルピーリングや光線力学療法などの施術を行っているところもあります。

サイト監修

筒井先生

セオリークリニック院長

筒井 裕介先生

「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」

美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。

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