なかなか治らない肩の痛みやこり。中には慢性化してしまっている方もいるのではないでしょうか。様々な方法を試している方や、もう諦めてしまっている方にも、原因や治療法を詳しく解説していきます。
原因1
肩が痛いといっても、その痛みは肩ではなく、首からきているという場合もあります。頚椎椎間板ヘルニアや神経に問題があると、他の部分にも異常が起こる可能性があります。例えば、歩きにくくなったり、指先が不自由になったりするなど全く違う部分に影響が出ることもあるので、早めに医療機関に相談するようにしましょう。
原因2
肩こりはもちろん物理的な姿勢の悪さや、負担によっても起こることがありますが、精神的なストレスによって痛みを感じるようになることもあります。骨の変形などとは違い、一見原因が見つけにくいですが、何らかの不安や、緊張を感じることによって痛みが生じることも考えられます。
原因3
中高年に多いですが、肩が常に痛みを感じると言うような場合は老化によって椎間板が変形してしまっている可能性があります。頚椎症と呼ばれ、酷くなってくると痛み止めを飲むことや注射することが必要になります。しびれや麻痺が起こることもありますし、手足にも何らかの症状が現れる可能性があります。放置するのは良くありません。
肩が痛い・こるという症状には様々な原因が考えられます。まずは、普段の姿勢の悪さや運動不足などを考え直してみましょう。デスクワークなどで、いつも同じ姿勢ばかりをとっていると、筋肉がこり固まってしまいます。また、肩の痛みは首の痛みと関連している可能性が高いので、首にも負担がかかっていないか気をつけましょう。どちらも血行が悪くなることで、悪化することもあります。適度な運動を心がけて、首や肩を動かすなどのストレッチも効果的です。
とはいえ、症状がどのようなもので、原因が何なのか分からない場合は、むやみに動かすのは良くないので、自己判断は止めて、不安な場合は医療機関に相談するようにしましょう。
肩の痛みやこりには様々な治療法があります。症状や原因によっても違ってくるので、クリニックで検査を受けてみると良いでしょう。専門的な知識のある医師に相談して、治療を行っていきましょう。基本的にレントゲンを行うことが多く、それでも分からない場合は、CTや超音波、造影剤を使用した検査に進みます。
すすめられているのは、無理のない体操やストレッチ。しかし、痛みを感じるのであれば、控えた方が良いでしょう。医師と相談して行うようにすることが大切です。
病院での治療法はブロック注射や注射、頸椎椎間板ヘルニアの場合は、牽引療法や固定、手術などが挙げられます。理学療法的な治療もありますが、悪化の恐れもあるので必ず専門家に診て貰う必要があります。自己判断はせず病院などがおすすめです。
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