乾燥や目の疲れ、メイク残りなど、目元のしわの原因はたくさんあります。それぞれの原因に基づき、自分でできる予防・改善法、クリニックで行われている治療法について紹介しています。
原因1
肌が乾燥すると、細かなシワができやすくなります。とくに、ちりめんじわと呼ばれる細かいしわができるのは、おもに乾燥が原因です。もともと目元は皮脂が少なく、乾燥しやすい部分で、肌の潤いが失われやすく、ハリが低下しやすくなっているので、乾燥によるしわができやすいのです。小じわだからと油断をしていると、やがて大じわへと成長してしまうので注意しましょう。
原因2
パソコンやスマートフォンを使うことの多い現代では、目の疲労を感じている人もたくさんいるようです。眼球疲労は、目はもちろん、目の周りの血行を悪くします。血行が悪くなると肌の新陳代謝が低下し、しわができやすくなります。パソコンやスマートフォンなどの電子機器ほか、長時間のコンタクトレンズの装着なども目の疲れを引き起こします。
原因3
マスカラやアイライナー、ラメなどの入ったアイシャドウなど、アイメイクがしっかり落とせないと、しわの原因になることがあります。メイクが残ってしまうと、皮膚に負担をかけてしまいますし、洗浄力の高いクレンジングを使うことで、肌に必要な潤いも取り除いてしまい、乾燥して、しわを生み出してしまうことがあります。
アイメイクが残っていたり、目元をこすりすぎると、しわにつながってしまうので、クレンジングの時は、こすらずにしっかり落とせるクレンジング剤を使うといいでしょう。ただし、強力なクレンジング剤は、潤いを取りすぎてしまうことがあるので、洗顔後の保湿をしっかりするのを忘れずに。物を見るときに目を細めるクセのある人は、目もとにしわができやすくなります。
近眼の方は、自分の目に合った度のメガネやコンタクトを装着し、なるべく目を細めずに見るように気をつけましょう。目の血行をよくするために、蒸しタオルなどで目元を温めるのもおすすめ。とくに眼精疲労にお悩みの人は、痛みをやわらげることができるので、試してみてください。
目元のしわは乾燥によって起こることが多いので、まずは保湿をしっかりと。目元用の保湿化粧品を使ったり、化粧水をたっぷり含ませたコットンで目元のパックがおすすめです。
目のたるみによってしわができる場合には、眼輪筋のエクササイズを取り入れてみましょう。目を軽く閉じ、少しずつ目に力を入れていき、ギュッとつむった状態で5秒キープします。その後、少しずつ力を抜いていき、目をぱっと見開いて5秒キープ。その後、自然な状態へ戻します。
クリニックで行われている目元のしわの治療には、コラーゲンを増やしてしわを改善する赤外線やレーザー、肌の再生能力を高める光治療、表情じわに効果のあるボトックス注射、デリケートな部分にも施術できるヒアルロン酸注入などがあります。
サイト監修
セオリークリニック院長
筒井 裕介先生
「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」
美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。
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