傷が残らない、
目の下のたるみの代表的治療法
目の下のたるみの治療法として代表的な脱脂術。たるみの原因となっている眼窩脂肪を取り除く施術です。下まぶたの裏からアプローチするので傷が残らず、脂肪を確実に取り除くために、一度の施術で半永久的な効果を得ることができます。ここでは、脱脂の概要やメリット・デメリット、痛みや腫れの有無、ダウンタイムについて解説。セオリークリニックで受けられる脱脂術についても紹介しています。
監修医師:セオリークリニック院長 筒井裕介先生
カウンセリングから施術、アフターケアまでをトータルで担当する、セオリークリニックの院長。
綿密なカウンセリングを通して、一人ひとりの悩みに合ったオーダーメイドの治療を叶える、目の下のたるみ治療の専門医です。
眼窩(がんか)脂肪を取り除く施術のこと
目の下には、眼球を守るクッションのような役割をしている眼窩脂肪があります。この眼窩脂肪は、年齢とともに下垂し、眼球よりも前に出てしまい、目の下のたるみとなってあらわれることがあります。脱脂とは、眼窩脂肪を取り除く施術のこと。
これにより、目の下のたるみを改善していきます。手術方法として一般的なのは、下まぶたの裏側をレーザーメスで切ったり、穴を開けて、そこから余分な眼窩脂肪を取り出したりする方法。眼窩脂肪を確実に除去できるのに加え、下まぶたの裏側からアプローチするので、表面に傷もつかず、傷跡の心配もありません。
目の下のたるみを改善したい人はもちろん、目の下のクマで悩んでいる人にもおすすめの施術です。
眼窩脂肪を確実に取り除くため、目の下のたるみ改善に高い効果を発揮します。下まぶたの裏からアプローチする施術法の場合、顔の表面に傷ができず、傷跡が残る心配もありません。施術時間も短く、ダウンタイムも短め。一度の施術で半永久的に効果が持続します。
眼窩脂肪を取り除いた後、その部分がくぼんでしまうことがあります。また、眼窩脂肪を取り除いたことで余った皮膚が、しわになってしまう可能性も。メスを使って切開を行う場合、1週間ほど腫れが続く場合があります。
筒井先生からアドバイス
目の下のたるみを美しく治すなら、
「オーダーメイド治療」がおすすめです
医療の進歩は目覚ましく、今や「これをやれば悩みが解決できる」という治療方法は世の中にたくさんあります。しかし、目の下のたるみにおいては「その人に合った最適な治療」を受けることが必要不可欠です。
たるみには種類があり、それぞれ原因も異なれば、適した治療方法も変わってきます。また、タイプが1つずつ存在するわけではなく、「眼窩脂肪の突出が強い+眼輪筋が透けて見える+赤クマ」というように、複合的なものが多いのです。頬の骨の形などでもタイプは変わるため、原因を明確に判別するのはとても難しいもの。
そんな中、間違った判断をしてしまうと、逆にたるみを悪化させてしまうかもしれません。まずは自分のたるみのタイプを理解し、症状に合ったオーダーメイドな治療を行うことが大切です。
術後、3日~2週間ほど腫れが出ることがあります。メスで切開をした場合は、腫れが長引く傾向にあります。白目に腫れが出てしまった場合、白目を包んでいる膜がゼリー状にふくらむこともありますが、1~2週間で治まります。
注射針が細かい血管を傷つけてしまうと、内出血を起こし、下まぶたや目の周りが紫色になることがありますが、1~2週間で良くなっていきます。
白目に内出血が出た場合、白目の一部が赤くなることがありますが、こちらも1~2週間ほどで改善します。
脱脂術のダウンタイムは通常2~3日。むくんだような感じになり、人によっては痛みや腫れが出ます。場合によっては3~5日ほど、違和感があることも。内出血や感染症が起こると、腫れが長引く可能性があります。
場合によっては、2週間程度、腫れや痛みが残ることがあります。抜糸の必要はなく、施術翌日からアイメイクができます。シャワーは施術当日から可能です。
セオリークリニックでは、脱脂術だけでなく、脱脂術との組み合わせ治療を行っています。脱脂術によって眼窩脂肪を取り除くと、目の下のたるみは改善されますが、脂肪を除去した分、凹んでしまうことがあります。
その凹みを補うために、取り除いた脂肪を処理して、再度目の下に注入する「脱脂術+リポトランスファー」、リポトランスファーだけでは足りない場合、大腿などから脂肪を採取して注入する「脱脂術+リポトランスファー+脂肪注入」、脂肪から不純物をできる限り取り除き、純度の高い脂肪にして注入する「脱脂+ピュアグラフティング」という施術があります。
脱脂術によって目の下が
凹んでしまった場合に有効
脱脂術で取り除いた脂肪を、生着しやすいように処理し、その後、特殊なカニューレを使って頬から目の下に注入し、凹んでしまった部分を改善する治療法。脱脂術によって目の下が凹んでしまった場合に有効で、脂肪を注入することで、目の下から頬にかけて、凹凸のないきれいなラインをつくります。術後は2、3日ほど痛みや軽度の腫れが、3~5日ほど違和感がありますが、洗顔やシャワーは当日から、メイクや入浴は翌日から可能です。
足りない部分に少しずつ注入するため、
症状に合わせた最適なラインに
脱脂術で目の下の眼窩脂肪を取り除いた後、リポトランスファーを行ったものの、それでも脂肪が足りない場合、さらに脂肪注入を行います。脂肪は、大腿や腹部から、負担をかけない程度(10ccほど)を採取し、目の下と頬の境目の溝を埋めて、頬の上の脂肪をふくらませるように注入していきます。デザインにこだわりながら、足りない部分に少しずつ注入していくので、症状に合わせた、最適なラインをつくることができます。
異物反応や炎症を起こしにくく、
腫れや内出血も少ないのが特長
脂肪から不純物を取り除き、純度が高く、濃縮されたピュアな脂肪にしてから脂肪注入を行う治療法。一般的に不純物の分離には、遠心分離機が使用されますが、この場合、水分や油分しか除去できません。ピュアグラフティングでは、特殊な2層のフィルターによって、脂肪細胞以外の不要成分を20%以下にまで取り除くことができます。
幹細胞を残しつつ、不要な組織や水分を取り除き、純度や質を高めているので、脂肪の生着率は80%と高く、より長い期間、効果を持続させることができます。脂肪の質や活性度が高いので、異物反応や炎症を起こしにくく、腫れや内出血も少ないのが特長です。
サイト監修
セオリークリニック院長
筒井 裕介先生
「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」
美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。
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