40代からの更年期太り対策で若返りを目指す!

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40代からのダイエットは
更年期太りへの対策が重要!

若い頃と同じように食事制限などをしていても、40代頃から急にやせにくくなったり、普段通りに生活をしているのにどんどんと体重が増えていったりと、「更年期太り」と呼ばれる体質変化に悩む女性も少なくありません。

更年期太り

更年期障害よりも先に訪れる更年期太り?

更年期といわれても、まだまだ体調も良好だし、自分は関係ないと考えているアラフォー女性も多いのではないでしょうか。

しかし、一方で若い頃のようにダイエットをしていても、脂肪が減りにくかったり体重が落ちなかったりと戸惑っている女性も沢山います。

実は、明らかに更年期障害として体調の変化などを自覚していなくても、40代頃から女性の体内では徐々にホルモンバランスが乱れやすくなり、気付かない内に体質も変わり始めていきます。そしてその結果、若い頃にはちょっとした運動で引き締められたボディなのに、40代に入るとダイエット効果が出にくくなることもあり、それは一般的に「更年期太り」が原因であることも珍しくありません。

更年期太りの原因はホルモンの減少!

人の体内で様々な健康維持や生命活動にかかわっている成分が、ホルモンです。

女性の体内では、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが分泌されていますが、これは月経や妊娠といった女性の生殖機能にかかわるだけでなく、髪や肌の美しさ、精神の安定、そして内臓脂肪の燃焼しやすさなどにも影響しています。

女性ホルモンは必ずしも女性だけに分泌されているホルモンでなく、男性でも重要な役割を担っていますが、特に女性では加齢と共に分泌量が減少するため、若い頃と同じように活動的な生活をしていても、アラフォー頃から急に体質や体調が変化して戸惑う場合も多いようです。

また、さらに年齢を重ねていくと、もっと太りやすくやせにくい体質へと変わっていき、ダイエットの難易度もどんどん高くなっていきます。

エストロゲンが減少すると脂肪がつきやすくなる

女性ホルモンの中でも、特にエストロゲンは骨密度の維持や脂肪燃焼に深く関わっており、更年期太りの大きな原因の1つです。

エストロゲンは女性の第二次性徴や月経周期などを司るステロイドホルモンの1つであり、加齢と共に減少していくことを避けられません。そして閉経後は特にエストロゲンの量が減少し、骨粗鬆症や糖代謝異常、心臓病のリスク上昇などの要因とされています。

エストロゲンが減少すると、体内ではコレステロールや中性脂肪が増加したり、基礎代謝が悪くなったりして、エネルギーを消費しにくく脂肪がつきやすい体質になってしまいます。すると、若い頃と同じような食生活をしているとすぐに太りやすくなり、また一生懸命に食事量を減らしてもなかなかやせにくいという、更年期太りが進行していくかも知れません。

エストロゲンが減ると食欲が増える

エストロゲンの減少は、食欲の抑制機能を低下させることも知られています。

つまり、エストロゲンが減ると、そもそも太りやすくなる上に、食欲も増えるので、ダイエットのために無理に食事制限を続けた結果、ストレスが増大してしまうケースも少なくありません。

ストレスはさらにホルモンバランスを乱すだけでなく、様々な病気や体調不良の原因になるので、健康的に若返りにとって大敵です。

また、ストレスは睡眠の質の低下にも影響しますが、睡眠不足はさらに代謝を悪くしてやせにくい体を作るため、どんどんと悪循環が進行してしまいます。

食事やサプリだけでのエストロゲン補給には限界がある?

大豆イソフラボンなど、エストロゲンと似た働きをする栄養をサプリで摂取したり、ホルモン剤の投与で女性ホルモンの量を増やす治療もありますが、加齢によって変化した体質を根本的に改善することは難しく、サプリの使用や治療を止めれば更年期太りが再発することもあるでしょう。

もちろん、普段から健康的なライフスタイルを維持して、栄養価の高い食事や適度な運動習慣を心がけることは大切です。しかし、若い頃と比べれば、40代頃からはどうしてもダイエットのハードルが高くなってしまうことも理解しておかなければなりません。

美容クリニックでの脂肪吸引なども有効

更年期太りを解消しようと無理なダイエットを続け、余計にストレスをためたり体調を崩したりすれば本末転倒です。

そのため、美容クリニックで脂肪吸引やダイエット治療などの施術を受けて、体重だけでなく精神的な負担も軽くすることも1つの選択肢です。

ただし、美容クリニックで行われている施術は、それぞれの効果が異なったり、担当医の技術や院内環境が重要になったりするケースが多く、リスクを減らすためにはきちんとしたクリニック選びをすることが欠かせません。

参考サイト

※【笹岡利安,他】
「4.エストロゲンと糖代謝」,糖尿病51巻9号(2018)[pdf]https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/51/9/51_9_829/_pdf(2019年6月11日参照)

※【中山良朗,他】
「特集女性と脂質代謝|ステロイドホルモンと脂質代謝」,HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY VOL.20 NO.4(2013)[pdf]https://www.ryudai2nai.com/doc/20140106.pdf#search='エストロゲン 代謝'(2019年6月11日参照)

まとめ

体質的な影響には、脂肪吸引やダイエット施術が有効

ホルモンバランスが崩れ始める40代頃から、ダイエットをがんばってもやせられない、更年期太りに悩む女性も多くなります。更年期太りは体質的な影響が大きく、場合によっては美容クリニックでの脂肪吸引といった、ダイエット施術が有効なこともあるでしょう。

ただし、美容クリニックでのダイエット施術は、医師の技量や医療機器が重要な上、体質や体の状態によってはあまり効果を得られない場合もあります。そのため、まずは口コミや公式サイトなどを確認したり、カウンセリングで専門医へ相談したりしながら、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

サイト監修

筒井先生

セオリークリニック院長

筒井 裕介先生

「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」

美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。

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