眉毛を上げたり、眉間をよせたり、表情のクセでできることが多いおでこのしわ。面積が広いだけに目立ちやすい部分でもあります。おでこにしわができる原因を分析し、その改善方法、治療法について紹介しています。
原因1
おでこのしわは、表情のクセによってできることがあります。もっとも多いのは眉毛を上げるクセ。目を開いた時、驚いた時、笑ったとき、アイメイクをするとき、コンタクトレンズの装着時など、眉毛を上げるクセが出ていないでしょうか?これらのクセは、おでこに横じわをつくっていきます。また、眉間にしわを寄せるクセのある人は、眉間からおでこにかけて縦じわができます。
こうした動作を繰り返していくうちに、おでこにしわが刻まれていきます。
原因2
年を重ねるにつれて、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった、肌に弾力をもたらしてくれる成分は減っていきます。若い頃は、肌に弾力があるため、表情によってできたしわもすぐに戻っていたのですが、こうした弾力成分が減少していくことで、しわが戻りにくくなってしまうのです。だからといって無表情でいることが多くなると、表情筋が衰えるため、表情筋を適度に動かすことは必要です。
原因3
紫外線のダメージを受けると、肌は乾燥してしまいます。肌の乾燥が続くと、小じわができます。そのまま放置していると、やがてその小じわは大きなしわへと成長してしまいます。
さらに、紫外線は肌のハリや弾力を保つ成分であるコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。肌はハリや弾力を失い、最終的に深いしわができてしまうのです。
表情のクセが原因でおでこにしわができている場合、まずは自分がどのような時に眉毛を上げているのかを認識しましょう。いつ、眉毛を上げているかがわかれば、そこで眉毛を上げないように意識することができます。アイメイクをするときやコンタクトの装着時に眉毛を上げるクセがある人は、片方の手で額を押さえながら行うといいでしょう。
とくに前髪を上げている人は、おでこに紫外線が当たりやすいので、紫外線対策をしっかりと。
減少するコラーゲンを補うために、コラーゲン配合のスキンケア化粧品を使いたいところですが、コラーゲンは分子が大きく、肌の真皮に届きにくいため、コラーゲンの生成をサポートし、肌に浸透しやすいビタミンC誘導体がおすすめです。
額の筋肉を鍛えることで額に張りが出て、しわが目立たなくなることがあります。額の筋肉を鍛える方法としては、人差し指と中指でピースを作り、2本の指をつけて額にあてます(左右ともに)。指で額を固定し、眉毛をゆっくり10回上げ下げした後、上げたまま10秒キープします。これを1日1セット行いましょう。
おでこの筋肉を鍛えるために、眉毛の上げ下げが効果的なのですが、眉毛を上げ下げすると、しわを深くしてしまうことがあるため、指でしわができないように抑える必要があるのです。
クリニックでは、おでこのしわを改善するために、赤外線や光治療、高周波治療、ボトックス注射、ヒアルロン酸注射などの治療が行われています。どれも切らずにできるので、傷跡もなく、ダウンタイムも短いのが特徴です。
サイト監修
セオリークリニック院長
筒井 裕介先生
「お一人おひとりに合わせた
"より自然な若さ"をご提案します」
美容のためにクリニックへ通うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。けれども、外見が気になって気持ちが前向きになれない、自分に自信が持てないというのはとても残念なことです。
今回監修いただいた筒井先生の在籍するセオリークリニックでは、カウンセリングを重視し、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。美容クリニックは敷居が高いと感じている方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にご相談ください。
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